パジャマ・ゲーム

パジャマ・ゲーム (ブロードウェイ初演版)

　ミュージカル「パジャマ・ゲーム」は、リチャード・ビッセルの小説「7セント半」を元に、ジョージ・アボットとリチャード・ビッセルが脚本を担当し、作曲・作詞をリチャード・アドラーとジェリー・ロスのコンビが手がけた作品。
　ミュージカル「パジャマ・ゲーム」は、原作のタイトルどおり、7セント半の賃上げを望むパジャマ工場での労資対決をコミカルに描いた作品で、振付は、後に、ミュージカル「くたばれ！ヤンキース」、「スイート・チャリティ」などの振付を担当し、トニー賞を7回受賞しているボブ・フォッシーが担当し、その斬新な振付で話題となった。ボブ・フォッシーは、映画版「パジャマ・ゲーム」や「星の王子さま」などの振付も担当し、映画「スイート・チャリティ」では監督としてもデビューし、映画「キャバレー」でアカデミー賞監督賞を受賞している。

　ミュージカル「パジャマ・ゲーム」は、1954年5月に、ブロードウェイのセント・ジェームズ劇場で初演され、「ヘイ・ゼア」、「スティーム・ヒート」、「ヘルナンドス・ハイダウェイ」などの名曲を生み出し、1063回というロング・ランを記録する作品となった。
　ミュージカル「パジャマ・ゲーム」は、トニー賞ミュージカル部門で、最優秀作品賞、制作賞、脚本賞、助演女優賞、作詞・作曲賞、振付賞の6部門に輝いている。
　ミュージカル「パジャマ・ゲーム」は、1957年にジョン・レイトとドリス・デイ主演で映画化されている。
　本CD「パジャマ・ゲーム(ブロードウェイ初演版)」は、1954年のブロードウェイ初演キャストによる録音。

パジャマ・ゲーム (ブロードウェイ初演版)

パジャマ・ゲーム (ブロードウェイ初演版) 収録曲目

(1) 序曲 / Overture
(2) パジャマ・ゲーム: 時計と競争 / The Pajama Game: Racing With the Clock
(3) ブルー・タウン / A New Town is a Blue Town
(4) 恋なんてしていない / I'm Not At All in Love
(5) ヤキモチは焼かない / I'll Never Be Jealous Again
(6) ヘイ・ゼア / Hey There
(7) ヒア・イズ / Here Is
(8) 年に一回！ / Once-A-Year-Day!
(9) スモール・トーク / Small Talk
(10) かつて男が一人いた / There once Was a Man
(11) スティーム・ヒート / Steam Heat
(12) 得した時間 / Think of the Time I Save
(13) ヘルナンドス・ハイダウェイ / Hernandos Hideway
(14) 7セント半 / Seven-And-A-Half Cents
(15) フィナーレ / Finale

ボーナス・トラック
(16) ヘルナンドス・ハイダウェイ (ローズマリー・クルーニーとポール・ウェストン・オーケストラ)
(17) ヘイ・ゼア (サミー・デイヴィス・ジュニアとサイ・オリバー・オーケストラ)
(18) ヘルナンドス・ハイダウェイ (ジョニー・レイとジョー・ライスマン楽団)

配役：ジョン・レイト(シド)、ジャニス・ペイジ(ベイブ)、エディ・フォイ・ジュニア(ハインズ)、キャロル・ヘイニー(グラディス) 他

収録：1954年
収録時間：60分03秒

[関連商品]
ブロードウェイミュージカル > キス・ミー・ケイト (ブロードウェイ初演版・ロンドン初演版)
ブロードウェイミュージカル > 南太平洋 (ブロードウェイ初演版)
ブロードウェイミュージカル > オクラホマ！ (ブロードウェイ初演版・ロンドン初演版)
ブロードウェイミュージカル > 王様と私 (ブロードウェイ初演版)
ブロードウェイミュージカル > 回転木馬 (ブロードウェイ初演版・ロンドン初演版)
ブロードウェイミュージカル > ショウ・ボート (ブロードウェイ版・ロンドン初演版)
ブロードウェイミュージカル > ブリガドーン (ブロードウェイ初演版)
ブロードウェイミュージカル > カンカン (ブロードウェイ初演版・ロンドン初演版)
ブロードウェイミュージカル > ポーギーとベス (ブロードウェイ初演版)